火星の月の下で

日記がわり。

ファウスト対双葉

ファウスト賞応募のコメントがすごいらしい。で、実際に見てみたのですが、確かにちょっと見、すごい罵倒コメントの様に見えますなぁ。(笑) 
まぁしっかり読んでみると、多少断定調なところはあるものの、けっこうまともに審査してやろう、っていう姿勢が見えるコメントもあるので、それほど奇異な印象も受けなかったのですが、ただ、これ、投稿作品全てについて言ってるらしい、ってことが少しひっかかりますね。投稿作品全てに対して、っていうのはちょっと記憶にありません。投稿点数の少ないマイナー・コミック誌の新人募集でならたまに見ますけど、文章系では珍しいと思う。
実際の投稿の現場ならこの程度のことはごく普通に言われるし、そんなに厳しいことも言ってる感じはしません。
ただ、全ての投稿作品について言ってる、としたら、ちょっとどうかなぁ、とは思うのです。つまり、純文学やもっと大手のエンターテインメント系の文学賞でも、投稿作品に厳しいことを言ってるものは多い、というか、それなくしては選者評にならないとは思うのですが、たいてい、1次審査はクリアしてきているものに対してで、多くは最終審査の時点での評であることが多い。つまり、ある程度の選択は既になされているので、投稿者に対する叱咤激励、って意味あいもあるわけですね。
ところがこれ見てると、手書きはかんべんして、とか、どうも1次審査以前のものに対してなされているような印象があって、だとしたらこれは、叱咤激励とか、よくなってほしいからあえて、っていう理由が通じないような気もしますねぇ。だって殴り書きみたいのがあるわけなんでしょ?
で、それに対してさっそく双葉が反応したみたいです。(笑)
双葉の方はまだ全部読んでないのですが、変に批判とかじゃなくて、双葉流の創造エネルギーにしてしまってるところが面白いですね。
ファウスト誌についてはいろいろといいたいこともあるけど、長くなるのでやめときます。