火星の月の下で

日記がわり。

訃報・永島慎二

ひかるに投稿したものなんだけど、こっちにも書いておきます。
よって、もう時間がだいぶ経ってしまってるんですけどね。。。

訃報・永島慎二

あああ、嘘だと言ってくれぇ。。。
世間的には一番知られているのが「柔道一直線」なんだろうなぁ。本人は嫌がってたみたいだけど。
なんつってもCOM誌上での、漫画家残酷物語とフーテン、これなんだけど、今の若い連中にこの作品が与えたインパクト、ちょっと伝わらねーだろーなぁ。
ちなみに私は嫌いでした。でも読んでた。読まざるをえない力があった。
「ものを創ることの苦しみ」・・・こんなことをジャズ喫茶で漫画友達と深夜まで語りあった昭和40年代。
そこには、岡田史子があった。もとやま礼子があった。青柳ゆうすけと、松本るいがいた。
そしてそのもっと向こうには、永島慎二水木しげるがいた。トキワ荘なんかが絶対に教えてくれない、もだえ苦しむ劇画の姿があった。その中に、明日なんてなく、ただただ現在だけがあったのだ。もう作家としては過去の人だったけど、存在してくれているだけで、あの40年代があったのだ。
哀悼。。。
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20050706i501.htm

・・・・・・
なんか、ちょっと動転していたのか、挙げてる名前が脈絡全然ないですが、まぁ、これ書いたときの気持ち、ということで、アップしときます。
COMの1年目、2年目・・・この頃ほど漫画についてあれこれ考え悩んでた時期ってなかった。若かった、というより幼かった、ってこともあるんだけど。
永島慎二氏自身はCOM系の人ではなかったんですけどね。