火星の月の下で

日記がわり。

◎BLEACH 第41話

下の方で、今期、好みの横綱級としてバジリスク絶対少年をあげてみた。相対的な好みとしてはやはりこの2本なんだけど、ここ数週のBLEACHの面白さにはちょっと舌をまくものがある。
一護と隊長格との戦い、あるいは接触、その間における護挺十三隊内部の人間関係、原作にももちろんあるんだけど、紙媒体ということもあってか、アニメほどの動体感はない。
いや、この言い方はすこし 的外れで、優秀な原作をここまで見事に「話として」動かして見せてくれたもの、っていうのは、かなり稀だ、ということだ。それほどに、話を面白く動かしていると思う。
隊長格として、登場時からかなり特異な位置にいた、更木剣八朽木白哉市丸ギン、の3人に始まって、隊長格13人、副隊長格11人が、わかりやすく、かつ面白く見せている。前期EDにおける、上手な紹介の仕方もよかったしね。
個性的に設定されたキャラをそれに応じて個性的に動かして見せる、っていうのはぴえろお家芸みたいなもんで、なにをいまさら、だし、NARUTOでもそれは感じる。ただNARUTOは、原作キャラの元デザインがあまりに不細工というか、センスがダメダメなんで、あんまり熱中できないんだけど、BLEACHの方は、絵が明らかに上達している(技術的に、というのではなく、センス的に)っていうこともあって、我々のような「萌え」礼賛派でもかなりスムーズに入っていける。加えてギミックの面白さ。
今回の話としては、白哉隊長と一護の対決・第2ラウンドがメイン、ということになるんだろうけど、それ以上に目をひかれるのが、夜一さんの真の姿。しかもAパートだけで終わりかと思ったら、Bパート・ラストにまでからんで来る念の入れ様。次回への引きとしては、最高の演出だ。
とかも、この盛り上がったところで、次回は石田の戦いへ、と移ることになるわけで(個人的に一番好きなキャラ・織姫@松岡由貴の登場もあるし)まったくもって目が離せない。
たいてい夕方の番組はタイマーで録っておいて、あとで見る、ってパターンなんだけど、こればかりは、楽しみでリアルタイムで見てしまうことが多くなっている。そろそろ横綱級に移動してもいいかな、ってくらいには感じている昨今。