火星の月の下で

日記がわり。

◆図書館にて

今日ではなく、一昨日のことなんだが、奈良市中央図書館に行ってきた。
まだ引っ越してきてから数年しか経っていないこととか、奈良市の中心部までけっこうな時間と距離があるので、週に1回くらいしか三条界隈にはでかけない、ということもあった。
そういうこともあって、来たのは始めて。うーむ、予想はしていたけど、大阪や神戸、東京に比べて格段に蔵書が少ない。人口比率を考えれば仕方ないんだけどね。
それでも家の近くにある分館よりははるかにましなので、チラチラ見てみたけど、なんか圧倒的に人文系の書籍であった。
土地柄なのかなぁ。開架書庫の2/3くらいまでが、人文系のような印象である。理工系なんて、コンピューターや情報科学のところを入れても1割もない印象だった。
今回は、特になにか利用しようと思ってきたわけでもなく、とりあえず貸し出し票だけ作っとくか、程度の気持ちだったので、困る、ということもなかったけど、こりゃあ、かなり使い方が制限されるかなぁ。地方都市の図書館て、こんなもんなのかな。。。
直接は関係ないけど、奈良には工業系の国立大学がない。
もっと言うと、全国で唯一、国立の総合大学のない土地である。工業系国立大学のない県は、滋賀とか和歌山もそうだけど、国立総合大学がない、というのは奈良県だけ。
国立奈良女子大学というのがあるが、国民の税金で入学者の性差別をしている大学で男子は入学できないし、もう一つある国立大学は、単科の教育大学である。生駒に、先端科学技術大学院があるけど、あれも学部大学ではない。
もっとも、奈良県は、地元で物を買う率がたしか全国1低い土地だったし、生活の中でごく普通に大阪に出ていくので、実際問題としては、そんなに困ることもないんだろうけど、地元に中核となれる大学がない、ということも図書館事情の上に、少しくらいは関係しているのかもしれない。
とにかく、物理関係とコンピューター関連の書籍をもっと充実してください、ということなのだ。(笑)