火星の月の下で

日記がわり。

ムシキング最終回

アニメブログにも書く予定なんですが、とにかくすごかった、ムシキング最終回。
昨年の陰陽大戦記といい、05年度のこのムシキングといい、タイアップアニメの良作が2年連続で現れたことを素直に喜びたい。
陰陽大戦記の場合は、最初の 2クールくらいはちょっとぬるくて、ロリ巫女が出てきたあたりからとんでもなくグレードがあがっていき、あの古今類を見ない名エピソード・第45話『緊縛ロリ巫女触手責め』(いや、正式には『燃えろ!ソーマ』だったけど)の登場以後、破壊的な面白さになって、すばらしい名作になってしまいましたが(・・・ちょっと誉めすぎ?)、この『ムシキング〜森の民の伝説〜』は、最初から生命を前面にとりあげたつくりで、最後まで作品のムード、テーマはブレることなく一貫してました。そしてあのラスト。
見てて身震いしてしまいました。
特に、Bパートちょっとすぎ、セランが昇天して森の命となるくだり。
一応分類としてはSFになるとは思うのですが、SFとしても、ファンタジーとしても、冒険アニメとしても、どう見てもここ数年ではちょっとお目にかからなかったくらいの超一級品でした。
欠点らしい欠点と言えば・・・主役の声くらい?(笑)
ところが、アニメ感想系ブログを見てると、このムシキング、見てる人はそんなに多くなかったんですよね、実際の視聴率がどんなものだったかまでは調べてないのですが。
誤解を恐れずはっきり言っちゃうと、これ見てない人は、アニメファンとは言えないと思う。
SFとしても一流で、ハードSFでこそないものの、現行作品でこれに比肩できそうなのって、ほとんどノエインくらい・・・かなぁ。
少なくとも、エウレカとか、BLOOD+なんかよりは、3つか4つくらいレベルが上です。つうか、エウレカなんかのスタッフは、このムシキングをしっかり見て反省してほしいと思う。(笑)