火星の月の下で

日記がわり。

古書の値段

確かに購入して、読んだだけではなく、再読三読したにも関わらず引越しのときにどこかにいってしまった文庫本というのがいくつかある。
かなり気にいっていたものは、いくつか再購入したが、家のどこかにあるはず、という意識があるせいか、ちょっと購入まではふんぎりがつかないものもいくつかあった。
近くの古書店ブックオフではない、個人経営の書店)にフラリと立ち寄ったとき、『ガリア戦記』と『ゲルマニア』があったので、購入してきた。
両書とも、引越しのときにどこかにいってしまっていて、しかもラテン語の方はしっかりと書棚に残っていたため、なかなか買っておこう、という気がおこらなかったものだ。岩波文庫で、ついていた値段がともに50円。
文化的価値はけっこうあるはずなのに、こういうのが50円とか100円で、Hマンガが原価の7〜8割、っていうのは、経済原則がはたらいているからとはいえ、ちょっと寂しいものがあるね。
まぁ、その恩恵にあずかってるときの方が多いので、文句を言えたものでもないけど。