火星の月の下で

日記がわり。

少子化雑想

新聞紙面より、少子化
第13回出生動向基本調査というのが発表になったらしい。
これは合計特殊出生率とは違い、50歳を過ぎた既婚女性(出産完了女性)が実際に何人産んだか、というデータで、ここ数年2.2人で推移してきてたのが、今年ついに2.08人まで下がったらしい、というもの。
合計特殊出生率の方はまだ高齢になっても出産する可能性とか、その他の要素がないわけでもないから上昇する可能性がないでもないけど、こっちは実際に産んだ数なんで、動かしようがない。もっとも、世代変化もあるから可能性として増えることもあるかもしれないが、まぁ、きわめて小さいだろう。
少子化の弊害についていろいろ書いてるのを読むと、とにかく権力サイドにいる人間が、奴隷労働者がいなくなることと、税金収入が減ることの危惧が本音なのに、あれこれ理由をつけて国民全体の危機であるかのようにすりかえているのがなかなか面白い。
地方対東京、という図式でなら、少子化で被害を被るのは地方なので、社会保障等でダメージを食うかもしれないけど、全体のマスで見た場合、結婚とかをしない、つまり子どもを残さない側からすると、知ったこっちゃないのである。
リアル女にちゃんとした教育をしないまま自由を与えすぎた結果なんだから、甘んじて受け入れるべきでしょ。