火星の月の下で

日記がわり。

デジタル放送移行・破綻

地上デジタル放送現行計画「すでに破綻」の決定的な理由10という、なかなかステキな記事を読む。
2011年というと、先のことのようでもあり、もうすぐということでもあり、なかなか微妙だけど、この計画に対しては、時間進行として、かなり無理だろうなぁ、という感じが強くあった。
精査な分析は上のリンクを見てもらうとして、経済全体の立場からみると、もう日本経済の総量が今以上には増えないだろう、という感覚があって、それを考えると、今以上の消費能力を前提にした計画には甚だ懐疑的になってしまう。つまり、上で言う、破綻の理由、2,3,10ですな。
この経済の総量が今以上には拡大しないだろう、というのは(もちろん前提として、戦争とか、国家を揺るがすような惨事が起こらない、というのがあるが)もう高度成長もバブルも起こらないだろう、ということだ。
従って、庶民の金銭感覚、消費感覚は、2011年でも今とそれほど大差はなく、かつ、実際に購入できるものに対しても、それほどの差はないだろう、ということである。
加えて、現在のつまらないテレビ番組。一般視聴者はどれくらい大枚をはたいて見たい、と思うのだろうか。
個人的には、アニメはやってもらわないと困るけど、それを除くと必要性を感じるのはニュースくらいで、チンピラタレントの出てる糞ドラマや糞バラエティなんかは、チャンネルがたまたまあってシーンが目にとびこんできただけで、かなり不快な気分になる。つまり、金をもらってでも見たくない、というのが今のテレビ番組である。
まぁ、そんなわけで、破綻するでしょう。
ただ、どんな形で破綻するのか、その姿が具体的にちょっと見えないだけで。
実は、もっと悪いことが頭の中によぎってるんだけど、実現したらいやなので、あえてのみこんでおく。