火星の月の下で

日記がわり。

関西将棋連盟所属らしい

レディス・オープン・トーナメントの第1戦で勝利した中学生女流棋士・里見1級だけど、なんというか、にゅーあきばどっとこむにまで取り上げられてしまっている。(笑)
セーラー服姿のメガネっ娘棋士・里見香奈さん(14)が人気という記事。うーむ。(^_^;
で、関西連盟の方のHPを見たら、こっちもトップで記事があがっていた。(2007年1月17日・現在)
サンスポとは別の写真もあがっているようだ。こっちの方が映りがいいかな?
今回の報道で気になった点を少しだけ書いておく。
まず、「棋士」と紹介しているところが多かったけど、やはり「女流棋士」とすべきなんじゃないだろうか、と少し思った。
現時点で女性の「将棋棋士」は存在しない。もちろん、大相撲みたいに門戸を閉ざしているわけでもなく、過去、奨励会にも少ないながらも女性はいた。ただ、プロ4段にまで到達できなかったのである。
従って、現時点ではまだ女性「将棋棋士」は存在していないけれど、将来誕生する可能性は一応ある。
一方「女流棋士」というのは、一応プロではあるが「将棋棋士」とは別物で、先般、将棋連盟からも独立してしまった。
まぁ、同じルールで将棋を指して、その棋譜なり指導なりで収入を得る、という点では「将棋棋士」と同じだけど、一応別物である。
ここらへんちゃんと表記しとかないと、将来、女性将棋棋士が誕生したとき面倒なことになりそうな気もするんだけど・・・。杞憂かな?
それと、将棋連盟から独立したはずなのに、関西連盟の方はまだ傘下に残っている・・・のかな。この辺、ちゃんとニュースを追いかけてなかったので、ちょっと詳しくわからない。
なんにせよ、世間の耳目を集めるのはいいことなんだろうけど、「女子中学生・眼鏡ッ娘」っていう安っぽい切り売りだけはしないでほしいなぁ、と少しだけ思ったところ。・・・いや、これはもちろん里見1級に対して、っていうのではなく、連盟その他、おとなの組織連中に対して、ってことだけどね。