火星の月の下で

日記がわり。

梅ジュース

国産の梅を使ってシラップ漬け。
春先につけておいたのを出してみた。うん、なかなかいい感じ。
材料は東京産の梅、それに奄美直送の砂糖。
梅に関しては、東京に直に出向いていって契約農園から仕入れたもの。
本当は、和歌山か奈良の高級梅とか南高梅とか使いたかったんだけど、経済的に無理。自宅にも梅の樹が1本だけあるんだけど、とてもつけられるほどの数はならないので、東京の契約農家から仕入れる方法があったので、それを利用。すこぶる安い。
どれくらい安いかっていうと、ケタが1つ違う。味は落ちるのかも知れないけど、和歌山を試してないのでなんともいえない。
岐阜の方にもそういうのを見つけたんだけど、東京の方が少しばかり安かったので、東京産を使用。
砂糖は、たぶん市販の国産ものでも十分だったんだけど、たしかその頃奄美物産展か何かをやってたので、そこの直送ものを使ってみた。
奈良の農家で聞くと、現在流通している梅ドリンク等の製品は、9割方支那産だそうである。
東京の農家でも聞いたし、ニュアンスは違うけど、信州や飛騨の農家でも聞いたから、たぶんそうなんだろう。
ということで、とことん国産にこだわって作ってみた、といっても、梅と砂糖だけだけど。
シラップ漬け、と書いたけど、これは播州に伝わる秘伝の製法で、現在後継者んがなくなって、もう市場に出せるほどには作っていない、ということだったので、母方の親戚を通じて学んできたものだ。
正直初めてなので、その秘伝の(・・・と書くとかなり大げさですなぁ)味にはまだとどいていないよう気はするが、本物の味を知らなければ、かなりいい線いってると思う。
今日さっそく希釈して飲んでみたのだけど、さすがに名人が作るものほどではなかったが、そこそこうまい。
なにより、梅が原料なのに、酸味がほとんどなく、まるでワインのようなまろやかな口当たり。
うん、これはちょっと今後しっかり精進して、良い味に作っていきたいなぁ、と思った次第。
つうことで、dumちゃん、今度、忘れてなければもっていくので、試飲してみてください。
すっぱくないので、たぶんいけると思う。
播州では元来が薬用だったらしいので、大量に作ってみたい、とも思うのだが、さすがにそれはちょっと無理かな。
でも自分が飲む分くらいは作っていきたいものだ。