火星の月の下で

日記がわり。

リボンの騎士がリメイク

リボンの騎士:41年ぶり復活 手塚治虫の名作マンガ、4月から「なかよし」で
作画は、花森ぴんく氏。ぴちぴちぴっちの人だ。
第1報の絵は、サファイアとフランツが並んで立っている絵で、すごく可愛い。
あまりにもアニメーションでの革新性、色彩とかが見事だったので、少女もの、ということを忘れてしまい、最近では男装萌えの初期形態のような解釈もされてたりするが、元来少女マンガ。
まぁ、昨今の少女マンガが、BL主導っつうか、セクシーな男の子を描くことに主眼が置かれているので、女の子が可愛いと、逆に少女まんがじゃないような気がしなくもないんだが(笑)、少女マンガの文法の上に乗っかった可愛いらしさ、くらいはいってもいいと思うので、一応、サファイア、めっちゃ可愛いじゃん、くらいは言ってもいいだろう。
このデザインでまたアニメ化とかあるのかな、とかもいろいろと考えてしまうね。(^_^)
ということで、4月3日の発売が待ち遠しいのだが、気になることがもうひとつある。
メフィストの娘、ヘケートなのだ。(笑)
アニメ版・リボンの騎士では、その肌の露出の大きさと、原作とは違って、なにか弱々しさを感じさせる言動とあいまって、実はアニメ版では一番の萌えキャラだったのだ。(笑)・・・いや、もちろん、当時「萌え」なんてことばはなかったけどさ。
そんなわけで、ヘケートを登場させてほしい、できれば原作テイストではなく、アニメ・テイストで出してほしい、と思っているのだが・・・やっぱり原作テイストだろうなぁ。
メフィストが話のかなり重要な部分を担っているので、設定だけ借りてまったくのオリジナル、とかっていう展開にでもならない限り、ヘケートの登場自体はあるだろうけど、手塚マンガのリバイバル、という側面が強いので、あの小悪魔・ヘケートとして出てくる可能性の方が強いかな。
まぁ、それはそれで、現代風の、適度にツンデレ強気系な魔少女としての処理になるかもしれないので、そうなったらそうなったで、また別の楽しみ方になるとは思うけど。
気がかりな点としては、花森さんが、1977年生まれ、したがって、なかよしリメイク版の手塚「リボンの騎士」さえ体験者ではない、ということかな。
この辺、往年のファン、つまり、第1期少女クラブ版(1953-56)、第2期なかよし版(1963-68)、そしてアニメ版(1967-68)のファンと、温度差が小さいことを望むばかりである。
もちろん、現代風に味付けはされているだろうし、そのこと自体はいいんだけど、極端に原作風味を改変されないことを望みたい・・・もっともこのあたりは、感性の差だから、難しいかもね。
ところで、上に書いたヘケート、『マクベス』に登場する3人の魔女が呼び出す魔女として知られているが、ドイツ語読みするとヘカテーとなる。
貧乳サファイアが「うるちゃいうるちゃい」を連呼し、頂の座・ヘケートが黒い沈黙でボソボソ出てきてくれるような、こっち系のダメどぢんの登場が待たれるところだ。(笑)