火星の月の下で

日記がわり。

▽西蔵独立戦争

いろんなところから聖火リレーに対する抗議映像がアップされてて、それに対するコメントも山のように出ている。
正直かなり出遅れた感じなんで言及は控えるが、英仏人権派人民のブレない意識は少しうらやましく感じてしまう。
ただ個人的には五輪ヴォイコットよりも、西蔵、回紇の支那からの分離独立、経済的政治的自立の方がよっぽど望ましいんだが、さすがにソヴィエトが崩壊したようにはいかんかなぁ、願望ではあるが。
それに関して、気になる記事、というか事実関係としては昔からかなり有名でイマサラ感もあるが、このニュース。
チベット騒乱の背後に地下資源問題
資源問題は、支那のヒステリックな対応を見てるとよくわかる話で、尖閣や南沙の件を見てもその一点に支那の命運がかかっているかのごとき横暴さなのだが、こうした具体的な話は、海洋資源ともどももっとでてきてほしい。
これか支那の本音に近いところがあると思うので。
しかしどうかな、さすがに独立は無理かな、あの支那の強行姿勢、メディアへの人海戦術を見てると。
我々はかつてあの強固だったソ連邦の崩壊を目のあたりにしたわけだが、それまでソ連邦の経済的破綻は割りと知られていたし、分裂論議なんかもけっこう見てはいたが、まさか、という想いの方が強かった。領土の変更は戦争以外ではありえない、とすりこまされていたからだ。*1
今回の支那の暴動も、背景には経済問題があるし、西側、支那側双方にとって民族問題以上にそっちが重要だろうとは思うが、可能性は感じるものの、ソ連邦とはこの経済面でかなり違う強固さ、したたかさを感じるので、やはり無理かなぁ、という気が強くしてしまう。
まぁ、西蔵の独立は願っているけどね、日本の底辺社会にいる一市民としては。

*1:連帯に始まる一連の東欧の暴動も、20世紀後末的な意味での独立戦争ともいえなくもないだろうけど。