火星の月の下で

日記がわり。

◇シェーは丹下、名はシャゼン

チャンネルNECOで録画しておいた、大河内伝次郎の『丹下左膳』をぼんやり見てた。
子供の頃、漫才なんかで、「シェーは丹下、名はシャゼン」というのを形態模写のパロディとしてよく聞いていたせいか、なんか普通に「姓は丹下、名は左膳」と聞こえるね、たしかにこもったような発声ではあるけど。
丹下という姓を聞いて、時代劇を連想するか、ボクシングを連想するか、カードキャプターを連想するか、エロ同人を連想するかで、世代がわかってしまいそうだけど、4つとも好きです、ってなんのこっちゃ、いや、丹下のおっさんが好きって意味ではないが。
ともかく丹下左膳であるが、林不忘の原作にある、一種異様な怪奇時代劇の様相はかなり希薄で、けっこう芝居がかった時代劇に感じる、まぁ、芝居なんだけど。
乾坤二振りの剣、というモティーフも、その後かなり時代劇では応用されてたけど、今日ではもうすっかり忘れられてしまった感があって、それなりに面白かった。
今晩にでも『続』『こけ猿の壷』を見てみる予定。