火星の月の下で

日記がわり。

▽年寄りはいらん、というのが正直なところ

「10年は泥のように働け」「無理です」――今年も学生と経営者が討論
いろんなところでリンクされてるし、一番最初に見た隣人さんとこの意見にほぼ同意で、つけ加えることもないんだけど、これって、安保直後の人事感覚だよなぁ、と少し思ったので、その辺について少しだけ感想を記録しておく。
年功序列が社会科学系(文系ではない、という点に注意)の産物だった時代から、文理系の感覚に移ってきつつあるわけで、若い方が有能、という感覚になれないんだろうと思う。
25歳定年とか30歳定年とか言われているこの業界だけど、条件があって、創造性がなければ、ということ。
そのへんの感覚がどうもこういう世代には欠落してるんだろう。
55歳の社長より、30歳の主任の方がえらいし、生産性もある、社会貢献度も高い、ってことに気づいてないんじゃないかなぁ。
しゃあそういう人材が35なり、30なりになったときにどうするか、というのはまた別に意見があるけど、本筋からそれそうなので省くが、システム設計も満足にできない高学歴なだけの年寄りは企業的に必要ない、ってことだ。
とはいえそれを愚直に再現してしまうと、社会基盤が崩壊してしまいかねないので、同一形態の中ではできないだろうけど、そういう業界に携わってる、っていう自覚がないように思うがなぁ、この年寄りどもは。
天下りの構造と弊害も、この主の感覚の中にある、とまで見るのはうがちすぎか。
・・・いや、私もそういう年代なんだが、一応そういう業界ではないので、外野の感想として、と、卑怯な逃げをうっておこう。(笑)