火星の月の下で

日記がわり。

◇蹴球・欧州選手権、決勝に見る各紙

東洋人の蹴球にはもう微塵も興味がないんだが、欧州の民族芸能と言ってもいいア式蹴球にはけっこう興味があるので、ぼんやりと見てた。
結果はスペインが1-0でドイツを下して、44年ぶり2回目の優勝。
どんな風に報じているかな、と、ドイツ4大高級紙と、大衆紙ビルトを一通り見てみると、皆一面で、全力で悔しがっている。(笑)・・・まぁ、当然だが。(^_^;
簡単に見出しと感想を以下に列挙。
フルンクフルター・アルゲマイネ
ドイツ、決勝で敗退。対スペイン、0-1.
あってはならないことだ、なんてこった。スペインがサッカー欧州選手権の覇者となった。
イベリア人がウィーンで頂点に立った。FWトーレスが33分にゴールを決めたが、これが唯一の得点だった。
本文も読んでみたけど、わりと淡々と報告してるかな。
南ドイツ新聞
仕事をさせてもらえなかった。ドイツは負けた!
割と各紙に取り上げられてることだけど、ゴールを決められたレーマン、追いつけなかったラームについて言及してるね。あたりまえか。(^_^;
ヴェルト
トーレスがドイツの夢を打ち砕いた。
ここが一番読みやすかった。けっこう劇的に書いてある。
悔しさも適度ににじんでて、良い記事だと思う。
ベルリナー・モルゲンポスト
スペインがドイツを1-0で打倒した。
簡潔によくまとまっているし、それほど興味のない人にもわかりやすく書かれてるかな。
だいたいこんな感じ。皆、勝ったスペインチームの写真を大々的に使っているという点で、勝者への敬意も忘れていない、ということか。
もちろん、ゴールを決められて天を仰ぐドイツ選手の写真(ベルリナー・モルゲンポスト)を一面に使っているところもあったが、概ね公平な感じはする。
ビルト
これが大衆紙ビルトになると「残念だ!」と一面になって、もっとストレートに感情がでてくるようで、なかなかほほえましい。
中を見てみると、トーレスのゴールシンが映ってて「このシュートがオレ達の夢を打ち砕いたんだ!」とあって、なんか悔しがってるさまが全開ですな。
スペインの新聞も見てみようかと思ったんだけど、ちょっと時間がないので、とりあえずここまで。
一応リンクだけ貼っとく。
エル・パイス
エル・ムンド
ABC
やっぱりどこも一面ですな。時間があったらこっちも訳してみたいけど・・・ちょっと無理かな。(^_^;