火星の月の下で

日記がわり。

▽安いウナギ、今年まで?

安いウナギ、今年まで?・・・福島民友さんの記事より。
>中国産の輸入が激減しウナギの価格は高騰する一方。
>来年の流通量はさらに減る見通しで、関係者からは「ウナギを安く提供できるのも今年まで」との声も出ている。
まぁ、いいんじゃないの?
確かにウナギの蒲焼はおいしかったし、食べられないとつらいものがないわけでもないけど、前にも書いたように、蒲焼としての代用は、サンマやイワシでもあるし、元来が高価なものだから、なかったらなかったで別にどうということもない。
これを機に、こういう風習が薄まれば、と思う。薄まっても国産偽装があったので、そういう業界のようだから、もう二度と食いたくない心境ではあるが。
大昔、チクロという甘味料があって、あれが発癌物質だと知る前はすごくうまかったが、あれが毒物だと知って、すっぱりとやめてしまった。個人としても国としても。
おいしい毒を食う気は毛頭なかったし、なければないでなんとかなるものだ。
昨今のウナギは消費者感覚としては往年のチクロに近いものだろう。
もうひとつ。
>このため来年はさらに中国産の流通量が減る見込みで、森山理事長は「安くておいしいウナギが食べられるのも今年の夏までだろう」とみる。
安くておいしくても、有毒なものは食べたくありません。
そもそも有毒ウナギが見つかる前から、中国産ウナギは明らかに味も落ちたし「おいしい」なんて感覚はとてもなかった。
言ってみれば、ウナギに似たなにか、だったし。
たとえ無毒であってもあの味なら、1尾100円くらいでないと食べる気がしない。サンマの蒲焼の方がよっぽどうまいし。
上の福島民友さんの記事ではないんだが、どこかの記事で
>だいたい台湾で取るウナギも、中国南部でとるウナギも、日本で取るウナギも、稚魚は同じものなんだから、産地でわけるなんておかしい。
なんて書いている記事というか、どっかの大学の教授がいたんだが、真性・バカ発言で、ちょっと戦慄したのを思い出す。
どこでとったかを問題にしているんじゃなくて、どこで長期間育てたか、が問題になってるんだが、この大学人はそういった基本も理解できていないのだろうか。
だいたいどこでとろうと、人間の死体を餌にして、有毒物質を添加している段階で、もう出自は関係なくなってるんじゃないの?