火星の月の下で

日記がわり。

世界最小のヘビ発見

世界最小のヘビ発見=10センチ弱の新種、カリブ海の島で
こういうのをペットカテゴリーに入れるのはどうかと思うが、一応爬虫類ネタは、ペットとは関係なくてもこのカテゴリーに入れておく。
最小の蛇、というと、まず思い出すのがメクラヘビのグループなんだが、写真を見る限り、日本の南西諸島・宮古島にいるミヤコヒメヘビみたいな印象(15-20センチ)。頭部に大きな鱗が見えるので、少なくともメクラヘビの仲間ではないだろう。
食性に関しては、おそらくアリやシロアリの幼虫、と書かれているが、小型の蛇はたいていこれ、もしくは小型のミミズ食になる。
ヒメヘビ(Calamaria)の仲間だとミミズ食いが多いが、ブラーミニメクラヘビ(15-22センチ)なんかだとシロアリの幼虫、卵、といった食性になる。
ブラーミニメクラヘビは世界のかなり広い地域に分布していて、日本でも南西諸島や伊豆諸島なんかで確認されているが、一見するとほとんどミミズ。
知り合いに飼育している人がいるが、シロアリの卵でなくても、コオロギの卵でもなんとかなる、とは言っていたが、はてさて。
発見されたのがカリブ海のバルバドス島、ということで、日本の南西諸島に近いものを感じるし、続報が出れば読んでみたい。まぁ、日本語の報道ではここまでだろうけど、英語圏のことなので、続報を追いかけるのはそんなに難しくはないかな。
【追記】08/05
元記事の方を見てみると、学名が「Leptotyphlops carlae」になっていたので、メクラヘビの仲間のようである。
うーん、日本の報道写真が小さかったので、こっちを見る限り、ヒメヘビだと思ったんだけどなぁ。(^_^;
ただし、Leptotyphlopidaeなので、ブラーミニが属するメクラヘビ科ではなく、ホソメクラヘビ科であろう。