火星の月の下で

日記がわり。

Figma・桜姫

全てはここから始まった
いのまたむつみのキャラデがあまりにすばらしかった『アニメ版・プラレス3四郎』。
放映が始まったとき、FRなんかでは「これで神矢みのるの使命は終わった」とまで言われてたくらい、キャラの魅力がすばらしかったんだが、ほとんど唯一と言っていい、テレビ版の欠陥が、この桜姫が出てこなかったこと。
正確にはそれっぽいのは出てきたんだけど、あくまで「人形」として描かれていた。
なんせまだ「こちとら日本が誇るPC6000だぜ」みたいなセリフがでてくるくらいの時代だったから、仕方ないことだったとはいえ。(笑)
で、この桜姫である。
原作版・桜姫は、その弱いところが人気だったわけで、エル・ウラカンにこてんぱんにやられるところなんか、もう美少女がすっぽんぽんで凌辱されてるようなきわどさである。
いや、正確には桜姫が弱かったわけではなく、桜姫との対戦を論外のものにしてしまうほど、エル・ウラカンが強かったわけなのだが、それにしても、あの柔王丸の修理時間をかせぐまでの、桜姫の健気ではかない、絶望的な、そしてエロい戦いは、当時のチャンピオンを愛読していた多くの人間の心をゆさぶったものであった。(笑)
ただ、残念なことに、現在読めるコミックス版での桜姫は、連載当時にあった、キャプションが削られていることで、ウラカンに長い黒髪をつかんでつるしあげられたときにつけられていた、キャプション、
「緑の黒髪をつるされ、あわれ絶叫の桜姫!」というヤツなんか、もう今でもまぶたを閉じたら完全に浮かび上がるくらいのインパクトで脳にすりこまれてしまったわけだ。
戦うヒロイン・敗北、というのは、最近ではもうエロゲの1ジャンルになってるみたいなんだけど、エル・ウラカンに凌辱される桜姫というのは、その走りだったんじゃないかなぁ、という気がする。もちろん、第1号というのはもっとはるか古くにあるんだろうけど、ワタクシがはっきり意識した「敗北する戦うヒロイン」としては、この桜姫が最初だった。
それにしてもこの桜姫、エロいね。そうとう欲しいぞ。(笑)