火星の月の下で

日記がわり。

レジオン・ドヌール勲章

仏政府 ベルばらの池田理代子さんに勲章

18世紀のフランス革命期を舞台にした恋愛劇を描き、大ヒットした漫画「ベルサイユのばら」の原作者、池田理代子さんに11日、フランス政府からレジオン・ドヌール勲章シュバリエ章が授与された。

レジオン・ドヌール勲章というと、文化的な勲章の一番有名なヤツ、みたいな認識なんだけど、漫画でそれがとれちゃう、というのは、なんか隔世の感がするのう。彼女が始めてというわけではないみたいだが。
『ベルばら』が始まった頃って、ようやく第4次悪書追放運動が下火になり始めてきた頃で、このあたりから、あまりそういうのを気にしなくても描けるようになってきた空気で、そのちょうど時期的なはざまの時期の作品に贈られた、ということは、明るいニュースとも言えるかな。
もっとも、『ベルばら』ヒットの大きな要因はなんといっても宝塚にあるので、漫画だけ、というのは、やや片手落ちな気もしなくもないけど、オリジナルの作者がちゃんと存在するわけだから、まぁ、この点については良いだろう。
心配なのは、この原作者がマルクスかぶれの共○党党員だったことで、そっち方面からデムパゆんゆんの発言が出てこないか、ちょっと心配ではあるが。(笑)
で、調べてみると、このレジオン・ドヌール勲章、けっこう日本人はとってるのね。
Wikiとか見ると、日本人は外国人部門の1割いるみたいだし、シャーロック・ホームズみたいな架空の人にも出してるから、日本的な感覚での「勲章」とも少し違う感じですな。