火星の月の下で

日記がわり。

▽捏造民族の捏造ドラマ

チャングムに熱狂しながら明成皇后殺害は知らないチョッパリには開いた口が塞がらないとドキュメンタリー監督鄭秀雄さん
世界史的観点から見てどうでもいいチョンの歴史なんか、まさにどうでもいいのだが、ココで語られている、チョンドラマ、チャングム
名前くらいは知ってるが、そこまでで、深く知りたいとも思わなかったけど、予想通り、ひでードラマだったんですな。

≪「チャングム」のまやかし≫

近頃、会合で話をすると10人に1人位は韓国時代劇チャングムのファンがいて、物語をそのまま史実だと思いこんでいることが多いので、正しておきたい。
まず朝鮮の李朝では、女子が宮中に出仕すると王様と疑似婚姻関係に入るので一生外に出られない。チャングム女史のように出たり入ったりはできない。

ドラマでは李朝時代は色彩にあふれているが、ほんとうは顔料がないので民間に色はない。
中国の清朝でも日本の江戸時代でも陶磁器に赤絵があるが、朝鮮には白磁しかないのはそのためで、民衆の衣服が白なのも顔料が自給できないからである。
民芸研究家による「朝鮮の白は悲哀の色」というのも、今では真っ赤なウソである。上流階級だけは中国で交易する御用商人から色のある布を買っていた。

李朝清朝や江戸時代と異なり、技術革新を嫌い、低レベルの実物経済で500年もの統治を可能にしたのであり、どこに似ているかといえば、いまの北朝鮮に似ている。
19世紀初めの朝鮮の儒者が、「(我が国の拙(つたな)きところ)針なし、羊なし、車なし」(鄭東●『晝永編』)といっている。

針は粗雑なものがあったが、ちゃんと縫うには中国から針を買わねばならなかった。
当時の中国針は優秀で、日本も輸入している。
羊はモンゴルに征服された高麗にはいたが、いつの間にか滅びた。車は西洋文化流入するまではない。
木を曲げる技術がなかったからである。だから李朝には樽(たる)もない。液体を遠方に運ぶことすらできなかった。
かつて日本が保護したとき、韓国はそのような国であった。

ドラマ版チャングムの最終回

王(?)の主治医になったチャングムのその後

・【江戸時代に天然痘の予防接種を考案した緒方春朔をパクって】
自ら天然痘の治療に最前線に赴き、初めて治療に成功した人物になる。
(医者なので感染とか当然しない設定。)

・【三国志演義で有名な華佗の逸話をパクって】
麻酔を開発し、開頭手術の先駆者となっている。

こういうところだけ見ると、なかなかのトンデモ・ドラマみたいで面白そうなんだが・・・まぁ、たぶん一生見ないとは思うけど。〈笑〉