火星の月の下で

日記がわり。

アサリのおいしい季節

アサリのおいしい季節になってまいりました。
なんつうか、ここ数日、毎日のように買ってきて食べてるなぁ・・・。
アサリだったかどうかは知らないが、われわれ日本人にとっては、米よりも古い食材である。おいしいのは当然であるな。
ただまぁ、北鮮産、支那産のものを沿岸に撒いて、国産と偽って売ってる可能性も高いのだが、はっきりいって市民レベルで対処の仕様がないので、だまされているのかもしれんけど、一応パッケージにある○○県産、というのを信じざるを得ない状況。ま、しゃーないか・・・。
食用貝類は総じて大好きで、冬は牡蠣、春から夏はアサリ、というのがほぼ季節の定番。
種類も食べ方も全然違うが、一応貝、ということで、スーパーにあると、いそいそと買ってしまうことが多い。
貝といえば思い出すのが、昭和47〜48年頃、三宮の駅前というか、阪急と国鉄(現JR)の間の交差点広場というか、そこで屋台を引いていた、サザエのツボ焼きのおばちゃんである。
その屋台で食べたサザエのツボ焼きはとんでもなくうまかった。
まぁ、十代後半の頃なので、思い出補正がかかってるかもしれんから、今、まったく同じものを出されてもそれほど感激はしないかもしれないが、当時はとんでもなくおいしく感じたものだった。
その直後、食べ物がまずい東京という土地へ移ってしまったので、あのサザエのツボ焼きを食べたのは、実質2年くらいだったのだが、未だにあれに匹敵するツボ焼きを食べたことがない。
自分でもやってみようと思い、いろいろ工夫してみたが、食用貝の中でもサザエは味付けがかなり難しい方なので、なかなかあの味は出せないままだ。
この年になると、あのツボ焼きの味が懐かしくて仕方がない。
あのおばちゃんは、その後どうしてしまったのだろうか。