火星の月の下で

日記がわり。

コモドオオトカゲの研究

ペットとは何の関係もないけど、動物関連はこのタグで。
コモドオオトカゲのなぞ解明 獲物に毒を注入
小見出しだけ見たときには、「コモドドラゴンが口中の腐敗した細菌を注入してるってのは既に前世紀にわかってたのに、いまさら何を言ってんだ」とか思って読んでみたのだが、実はこの考えが誤りで、コモドオオトカゲは本当に口中の毒腺から毒を注入していたらしい、とのこと。
ちょいと驚いた。
同じ爬虫類有鱗目の中でも、ヘビ亜目は全体の2割くらいが毒腺をもって体内で毒を生産するグループがいるが、トカゲ亜目の場合は、北米に棲息するドクトカゲしか毒腺をもっていない、といわれてきた。
オオトカゲ属全体を見ても、少なくとも現時点で毒腺をもつ種類は見つかっていないので、これはすごい発見だと思う。
今後、オオトカゲ属の調査をもう一度あらいなおしてみて、毒腺がほんとにないか、確認する必要があるのかもしれない。
ひょっとすると、コモドドラゴンて、オオトカゲとは別属になるのかなぁ、という気も少ししてくる発見ですな。