火星の月の下で

日記がわり。

タルティーニのニ短調協奏曲

タルティーニのヴァイオリン協奏曲を今宵も聴く。
有名なニ短調で、ヴァイオリンはシゲティ、1937年の録音。
データは以前にも書いたはずなので、ここでは省略。
タルティーニは数多くのヴァイオリン協奏曲を書いているが、作品番号、というものがまだ流布してなかった時期なので、他のニ短調作品との識別がし辛いが、一番これが有名なんで、これで通じるだろう。
甘くとろけるような、ジノ・フランチェスカッティの名盤ももってたんだが、さすがにレコード盤を再生する環境が今はもうないので、今晩はこのシゲティ盤で聴く。フランチェスカッティの盤もCD化されているので、早くそろえたいものだ、以前にも書いたような気がするが。
ともかく、この曲はバロックの作品でありながら、バロックらしさがやや希薄で、ロマン派に近いところも感じられる。
哀愁を帯びたメロディラインが秋にふさわしく、深々と心に染み入るね。