火星の月の下で

日記がわり。

▽野良妊婦

飛び込み出産:8カ月で106件 経済的理由3割

5日午後、大阪市で開かれる研修会で発表される。「受診回数3回以下、未受診期間が3カ月以上」の妊婦を未受診妊婦と定義し、府内の医療機関160カ所に受け入れ経験の有無をたずねた。
(中略)
未受診の理由については「経済的理由」が34件▽「妊娠に気付かなかった」が19件▽「未婚のため」などが12件▽「育児のため」が9件−−としている。

いまさらなニュウスなんだが、この「経済的理由」というやつについて少し。
たいていこういう野良妊婦の話題が出たときには、この「経済的理由」がセットになってついてくるんだけど、これ、実際に親族に子供ができたりすると、けっこう強烈に感じるんだよなぁ。
特に「健康保険が効かない」というのが、相当な割高感を引き起こしてるわけで、たしかに妊娠は病気とは言えないから論理的には仕方ないのかもしれんが、少子化を多少なりとも問題にするのであれば、この健康保険対象外、というのをなんとかするべきだと思う。
一応、自治体ごとに、それなりの補助は出ていることが多いけど、それを考慮にいれても、妊娠の受診、というのは、かなりなな経済的負担になる。
「経済的理由」とすると、なんか貧困家庭みたいな印象になるが、けっこう普通の一般家庭でも、相当な負担だ、というのをお上には知ってもらいたいところではあるな。
まぁ、現在の金持ちクラブの脱税政権では言ってみてもムダなことではあろうけど。