火星の月の下で

日記がわり。

▽世相歓談その3

女子高生2345人分の盗撮映像、ラベルで分類

女子高校生のスカート内を盗撮したとして、埼玉県迷惑防止条例違反(盗撮)容疑で逮捕された無職飯塚栄司容疑者(34)(鳩ヶ谷市桜町)が、被害者の学校名、部活動などの個人情報を収集し、ラベルに記入して映像を保管していたことが、武南署への取材でわかった。

捜査関係者によると、ラベルには、撮影した日時と場所のほか、高校や所属部の名前などを記入。「被害者が特定しやすいほど詳細だった」(捜査員)という。電車内や各駅で繰り返し盗撮するため、定期券を購入。女子高校生らが集まる東京・渋谷のファッションビル「109」にまで“出張”したこともあったという。

ううむ、なんかすごいな。
スカートの中を撮影した、ということで犯罪にはなるんだが、もしそうでなかったら、どこまで犯罪になるんだろ。
迷惑防止条例違反、プライバシーの侵害、肖像権等、いろいろ思いつくものの、この写真をスナップとして収集していたとしたら(もちろんスカートの中とか、更衣室盗撮みたいなのはなしで)犯罪になるのかなぁ、という気がかなりした。
バードウォッチングならぬ、スクールガールウォッチング、みたいな感覚で。
大昔、『東京女子高制服図鑑』というのが出たとき、著者の森氏が、
「取材のための写真はとらない、被写体には絶対触れない」ということを原則としていたのを思い出す。
たぶんこれなら問題はなかったんだろう。
その後、似たような女子高制服本が雨後の筍のごとくでてきて、写真なんかもバンバン載るようにはなってきたが、あれは『東京女子高制服図鑑』のヒットによって、ある程度の社会的コンセンサスができていたからだろう。最初から本人写真入りでやってたら、かなりグレーゾーンになっていたはず。
スカートの中までいっちゃった段階で、犯罪なのは当然としても、この細かなデータ収集には、少し感嘆してしまう。
頭の中、妄想でいっぱいだったんだろうなぁ。。。