火星の月の下で

日記がわり。

◇使えないiPad

iPad「もう飽きた」の声 「重たい」「使えない」と不満
このあたり、かなり事前にわかってたように思うんだけど。
こういう高価なおもちゃがそこそこ話題になる、という点を見てると、日本経済は復調傾向なんかな、という気がしないでもない。体感、世の空気の色、等はまだまだ重く暗いけど。

PCとの比較で語られがちなiPadだが、遠藤氏は「さまざまな場所や環境で、『ツイッター』などのネットサービスを積極的に使う人には便利ではないか」と話す。いちいちブラウザで特定のウェブサイトを巡らなくても、アプリごとに簡単に個別のネットサービスにアクセスできるのは楽だ。PCのように面倒な設定も必要ないので、むしろPCになじまない高齢者や、携帯電話だけでネットにアクセスする人たちには便利に感じられるはず。今後、学校で「電子教科書」が普及すれば、その端末にもなり得るだろう。

このあたり、ちょっと矛盾を感じたんだが・・・、
>『ツイッター』などのネットサービスを積極的に使う人
・・・ていうのは、かなりPCに慣れた人なんじゃないの? そうでもないのかなぁ。。。
>結局携帯電話で十分ではないか、というのだ。
・・・という人こそが「PCになじまない人」に該当すると思ってたんだが、違うのかなぁ・・・。
都市部と地方都市の差なのかもしれない。
東京ではこういうのは全然矛盾ではないのだろう。
この手の「売れ行き」「人気」を示すバロメーターとして、よく
アキハバラでは予約でいっぱい
・○時間で完売
とかっていうのもよく見るけど、人口が集積してて、なおかつ比較的趣味、嗜好、情報が均一な層に対してのデータにすぎないわけなんで、それをもって日本語母語空間で、人気、普及とかっていうのにはならないと思うが。
取材する側は、ネットと秋葉原に依存しすぎてるんじゃないだろうか。
ただ「iPadがつまらない、使えない」という層が出てくることと、「予約でいっぱい」という現象が並立している、というのは、そんなに悪いことではないと思う。
趣味嗜好の多様化はたいへん良いことだと思うし、使えないから、持ってないから遅れている、というような数世代前の共産主義みたいな考え方に、ある程度のクサビを打ち込んでくれるのなら、それにこしたことはないと思う。