火星の月の下で

日記がわり。

◇村崎百郎氏、刺殺される

作家の村崎百郎さんを刺殺 32歳の男を容疑で逮捕
早朝飛び込んできたニュウス。驚いた。
事件は昨日夕刻の午後5時50分頃に起こったらしく、報道されたのが昨晩23時。
驚いて朝刊を見たんだが、田舎のせいで遅れているのか、まだ載ってなかった。掲載は今晩・夕刊くらいかも。
ヲタク関連の人・・・なんだが、正直なところ、あんまり好感もってなかったんだよなぁ、この人とか唐沢兄の方とか。
もちろん、だからといって死者に鞭打つようなつもりはない。この事件にはそういった、好き嫌いといった瑣末な問題ではなく、もっといろんな問題があるように思う。
・ヲタク関連の人が、その消費者との間で事件になってしまったこと。
殺人のような悲惨な例だけでなく、他分野ではこういったことは古くからこの分野よりもはるかに多くあり、それなりに情報発信者の方も気を使って発言するようにはなってたんだが、ヲタク関連の人って、そういう方向がかなり無防備だったような気がする。
もっとも、今回の事件の原因になったらしい「実践本」というのが何を指しているのかわからないので、今回の事件そのものに関しては、そういった無防備な発信が原因の一つだったのかどうかはわからないが・・・。
・ネットで住所を調べた。
ヲタク関連ではなく、一般的にはこのあたりが一番怖いことだろう。
有名人になれば、簡単に住所、所在地が割れてしまう、という恐怖。
これも上に書いた、分野による無防備さの差、みたいな面もあるのかもしれない。
・計画的殺人っぽいのに、責任能力がないかもしれないこと。
記事では、総合失調症で通院していたことが書かれており、殺人目的で文化包丁を購入して刺殺するも、平然とそれを警察に連絡していること。
このあたりから、責任能力の回避にある程度の自信というか、メドでもあったんじゃないか、という気がする。
だとすると、かなり怖いことで、記事から行動だけ見ている限りでは、極刑になってもおかしくないくらいの冷静な計画殺人なのに、罪を問われない可能性がある、ということだ。
加えて現在の法相があの人だから、というのも少しある。まあ審判が降りる頃には代わっているとは思うけど。
・殺害者の名前が報道されていない。
これは単にまだ記事にした段階でわかっていなかった、という可能性も大きいのだが、なんとなく不安になるところであるな。
通名とかを使ってる人なのかなぁ、と想像してしまったのだが、あんまり想像を飛躍させるのはひかえておこう。
まだ情報が不確かな段階なので、今後詳細が判明して、上に書いたことが根本的に間違っている可能性もあるけど、第一報を聞いたときの感想として、記録しておく。
痛ましい事件である。好き嫌いとは関係なく、ご冥福を祈りたい。