火星の月の下で

日記がわり。

△マタ旅

天漢日乗さんのところの記事を読むまで、不勉強で知らなかったのだが、旅行業界が妊婦に旅行を勧める「マタ旅」というのがあるそうである。

マタ旅をGoogleで検索してみると、けっこうな数の体験談がアップされているので、もうわりと普通に浸透しているのだろうか、なんか非常に怖いことであるな。
で、その天漢日乗さんのところの、記事2本。
東京ディズニーリゾートからの妊婦救急搬送 「マタ旅」は妊婦とその家族を不幸にする第一歩→2007〜2009年の3年間で順天堂大学医学部附属浦安病院産婦人科で飛び込み出産1例、命に関わる常位胎盤早期剥離1例、子宮外妊娠1例、流産が18例、入院加療が必要な切迫流産が1例・切迫早産1例
沖縄ではたった96床のNICUを内地から来た「マタ旅」妊婦の早産児が奪う「マタ旅」は妊婦と家族を不幸にする第一歩(その2)日本屈指のリゾート地にして周産期医療資源が乏しい沖縄でも「マタ旅」妊婦が少なからず緊急搬送
この手の分野では実に鋭く深いつっこみをしてくれる天漢日乗さんなので、今後も記事を続けていただける期待があるけど、この2本を読ませていただくだけでも、とんでもないことになってんなぁ、という感はひしひしと伝わってくる。
いくら安定期に入ったからといって、妊娠後期に旅行にいく、なんて、どこか頭のネジが緩んでいるんじゃないだろうか。
そういや、今日の高校サッカー勝戦でも、トレーナーの女性が15日出産予定なのに、ベンチに入っていたが、あれもはたしてどうなんだろうね。
娯楽目的の旅行ではないとは言え、仕事の一環だろうから、それはそれでまた大きな問題になりそうではあるんだが・・・。