火星の月の下で

日記がわり。

▽ヲタク産業は金のなる木ではない

りんくうタウン:大阪府、アキバ化計画 アニメ企業など誘致、オタクの聖地へ
ヲタク文化を弾圧してきた公的機関が、ある程度の産業規模を持つようになってきたらてのひら返したようにすりよってくる、というのも不快だが、誘致して金がもうかる、という安易な考えにも脱力感がわく。
まあどの程度の、あるいはどういったところを呼んでくるのか、にもよるので一概には言えないけど、あんな僻遠の地に「オンリー・ワン」ななにかを作っても、人はこないだろう。
ポン橋やアキバが誘致計画をやって、一朝一夕で今のようになった、と勘違いしているんではないだろうか。
あるいはここ最近の「聖地巡礼ブーム」なんかを見て思いついたのか、混同しているのか。
ただし、資金難でヒーヒー言ってるところに、安価な地所を提供してバックアップもする、というのであれば、それはそれでそこそこ役には立つのかな。金にはまったくならないし、人も来ないだろうけど。
何度か書いたけど、あんな不便なところに空港を作ってしまった、というのがそもそもの失敗。
その失敗を認められず、ダラダラ今になるまで廃棄もできずに続けている、というのが、次の失敗。
そのあたりと根本的に向き合わないと、何やってもダメだと思うけどな、あそこは。