火星の月の下で

日記がわり。

▽土用の丑の日

土用の丑の日、ということだが、今年は鰻の価格が高騰しているそうだ。
中共産毒ウナギ、そして国内の産地偽装ウナギ、反省しない業界、というのをあれだけ見せつけられて、まだウナギを食べたいと思う日本人がいる、ということに、正直驚きを禁じ得ない。
喉元過ぎれば熱さ忘れる、というヤツなのだろうか。そういうところは日本人らしい、と思わなくもないけど。
ウナギをやめてから、食料品点で蒲焼きのパックを見ても、不思議とウナギを食べたい、とは思わなくなった。
土用の丑の日当日になって、思い出したように書いているのもそういう理由から。すっかり忘れていたのだ。(笑)
やめてみてよかったのは、あの味はウナギだから、というより、蒲焼きだから、ということの方が大きかった、ということで、上手に蒲焼きができていれば、ことさらウナギでなくても、というのがわかってきた。
実際そっちの方がはるかに安いということもあって、自分の味覚が徐々にそちらへシフトしていきつつあるのも感じる。
こと魚に関しては、我々日本人は昔からいろいろな料理、食べ方を開発してきたので、順応性はかなりあると思う。
あと、昔と違って「精が付くから」「夏バテ対策に」というのもあんまり意味がなくなってきているようだ。
つまり、これだけ高カロリー食品があふれていると、ウナギのような栄養満点の食品を食べると、健康によくない気がする。
若い人はともかく、我々中高年は、CMに乗せられて不健康な「栄養満点食品」には手を出さない方か良いのだろう。
まぁ、この歳になると、不健康なものほどうまい(特にラーメンとか焼き肉とか)という、ちょっと悲しいことになっているのではあるが。
ともかく夏場は豆腐に納豆、生野菜、そして時々焼き魚、くらいが一番良い。