火星の月の下で

日記がわり。

◇酷暑はまだまだ続く

天気予報を見ていると、明日13日までは酷暑が続く、ということらしい。
では13日を過ぎるとすごしやすくなるのか、というとそういうわけでもなく、この熱中症誘発型の南洋天気がおさまるだけで、酷暑そのものはまだまだ続くらしい。
どこかのサイトで話題になってたんだが、半世紀前、エアコンのなかった時代はいったいどうしてたんだ、というのがあって、調べてみると35度を超える日、なんてのは昔は月に2〜3日だった、というオチだ。
コンクリートジャングル+エアコンの弊害でむしろ今は暑くなっている、ということらしくて、なるほろ、と思った次第。
実際体感温度としても、さすがに半世紀前はまだ幼年だったので明確な記憶がないけど、40年くらい前ならけっこう記憶はあって、8月上旬でも夕方になれば少し涼がとれたりしたものだった。
だからこそ夏の風鈴や、河原でやる花火大会なんかが納涼効果も兼ねていたものだったが、今では花火なんか見に行くのは返って暑くなるような気持ちになる。
昔は7〜8月の夕方にると、別に頭のおかしい中高年でなくてもステテコ一丁で路地に出てきて涼んでいるおっさんとかがいたものだった。
そしてそんなおっさんも翌朝になると、キリリとネクタイを閉めて会社に出勤していくのである。かあちゃんやガキの「行ってらっしゃい」の言葉に送られて。
たいていそういうところは土の地面で、今ではよほどの田舎にいかないと、なかなか家の前をずっと土の地面が続いて、なんていう光景はお目にかかれなくなってしまった。