火星の月の下で

日記がわり。

◇国土交通省のお節介なデータ

国土交通白書がスゴイ調査を・・・
年収別婚姻、交際調書、という実にお節介なデータが載ってるわけだが、これ婚姻に限らず、年収が少なかったら何の調査であれ「できない」「やってない」になるよな。
ただまぁそこは婚姻という特殊事情で、たとえば女の場合収入なしで既婚(たぶん専業主婦)が5割超えてたりするので見過ごしてしまいがちだけど、主たる就労者の男性視点で言えば、低収入ゾーンのデータは実はあんまり意味がない。
むしろ、どんなに高収入であっても、あるいはスーパー高収入じゃなく平均値より少し上程度の層であっても、40前なら結婚なんかしない、交際相手もいない、というのがしっかりとある、ということの方が大事なのではないか。
この表だけではそういった高収入ゾーンが「しない」のか「できない」のかまでは読み取れないけど、全てが「できない」層ではないだろう。
女と同居する、同棲する、というリスクに、賢い連中は気づき始めている。
田舎の場合、結婚圧はまだ普通に存在していたりするので都市部限定で書くけど、もう知性のある男は人生の産廃たる「女」とは結婚しない、という傾向に行きつつあるんじゃないかな。
その意味で、現在のアベノミクスは非常に興味深くて、経済が好調になればどの程度この傾向が変化するのか、という点にはかなり注目していたりするところである。
私が死んでからのことになるが、現在の団塊がいなくなり、さらにその次の団塊ジュニアがいなくなったとき、日本社会がどういう家庭観、どういう結婚観になっているのか、すごく興味がある。それを認識できる頃はこの世にいないのが、かなり残念であるな。
生涯未婚率の推移、これが27%くらいで打ち止めになる、という根拠はいったい何なのだろうか。この辺も興味がある。