火星の月の下で

日記がわり。

△独FDP、5%を取れず

独・連邦議会総選挙は中道右派、CDU(ドイツキリスト教民主同盟)とCSUキリスト教社会同盟)の圧勝に終わり、メルケルの続投、三選がほぼ確実視されているが同盟二党だけで過半数を取ったわけではなく、連立を組んでいたFDP(自由民主党)が5%を取れず議席0に終わり*1中道左派SPD(ドイツ社民党)との連立が噂されている。
ここ数日でその連立相手が決まるようだけど、EUの状況を左右しかねない選択になるかもしれない。要注視である。
FDPというと右翼政党のように感じるときもあるが、むしろ保守党と言うべきで、けっこう筋の通ったことを言ってたので、この敗退は個人的にはかなり残念。
ただその退潮原因が献金問題とかにあったらしいので、遠く離れた地で見ていたのと現地では全然印象とか実際が違っていたのだろう。

*1:ドイツでは戦前のナチ台頭を許したときの小党分立の経験から、5%を確保できない政党は自動的に議席数が0になる。