火星の月の下で

日記がわり。

▽スイスで生活保護を受ける移民に対して・・・

スイス 「生活保護を受ける外国人は強制送還」 移民出て行け運動始まる
元記事の方がキャッシュでしか見つからなかったのでこちらをリンクしたけど、元記事を読むと「今すぐ出て行け」という論調ではないようである。
移民を入れたことによる収支がどうなっているのか、というのがポイントのようで、それに加えてEU内とスイスとの移民申請の扱いが少し違う点なんかも問題視されているようだ。
移民問題は国や地域によって大きく異なるので簡単に関連づけられないしひとくくりにもできない。ましてや他国にならうという方式もそう簡単にはできない。
既にいる移民を返すのに当事国と戦争が起こっても難しい側面があるが「移民がそれまでになかった種類の問題を引き起こす」可能性は常に念頭に置いておかねばならない。
この意識が我々の世代(50代)から上にはかなり希薄なんだよなぁ・・・。
年寄り連中にとっての「外国人」ってのは白人のこと(もしくはそのイメージ)で、移民してきて日本で働く、というのに白人の偉い学者や技術者が来て日本の役に立ってくれる、みたいなイメージを持ってるのが未だにいる。特に田舎にいくとそう。
また、今後なるべく入れないように、とりわけ単純労働系は極力入れないように努力する、というのは真剣に考えなくてはいけない。
現在の法律でも一応単純労働での入国はできないはずなのに、留学生制度とかを悪用しているのがけっこういるからな。
元記事に戻って、スイスは多言語国家なので、ここで起こったことをそのまま日本に応用することは難しい。
貧困移民を帰すためになにか素晴らしい政策なりシステムなりが出来れば画期的なんだが。(実現性の薄いアイデアならネットで山ほど見るけど)