火星の月の下で

日記がわり。

◇ノキアとサムソン

サムスンは、ノキアと同じ道を歩むのか

しかし、サムスンの現状について、ノキアが業績不振に陥った2007年当時の状況と比較してみるのに良いタイミングかもしれない。
ノキアは2007年第3四半期に、過去最高となる39%の市場シェアを獲得していた。
そして現在、サムスンが世界スマートフォン市場において35%を超えるシェアを獲得している状態にある――。

・・・ということで、現状のサムソンを数年前まで天下をとっていたノキアとの比較で見たもの。
当然細かな時代背景、経済背景が違うのでまったく同じというわけでもないが、現象面としての類似がある、というなかなか面白い記事。
しかしノキア、ここまで落ちるはたしかに予想外で、この記事はサムソンの側からかつてのノキアとの比較を試みているものだけど、ワタクシ的にはあれほどの栄華を誇ったノキアが今ではMSの傘下に下ってしまっているという方が関心度が高い。
北欧の小国がこういう世界的大企業を繰り出してきた、ということでけっこう注目もしていたからね。加えてノキアは相当の歴史もあるし。
衰退しただけでまだつぶれたわけでもないしがんばってほしいとは思うのだけど。
ただ日本法人とか営業所が東京にしかないので、どうしても衰退感が漂ってしまうところではある。
とりあえずちょっと興味を引いた分析だったので、メモがてら。
最後の段落はなかなか面白かったです。(笑)