火星の月の下で

日記がわり。

○W杯、中継局の苦悶

TV局、W杯視聴率に落胆 日本人は試合日も出勤

サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で1次リーグ敗退に終わった日本代表。日本戦の中継や関連番組の視聴率が伸び悩み、テレビ局にも落胆が広がっている。
関係者はブラジルとの時差や視聴環境の変化などを理由に挙げつつ、高騰を続ける放映権料と“結果”のバランスに頭を悩ませている。
「通勤時間帯を甘く見ていた。やはり日本は健全で、休まずにちゃんと会社に行くんだなと…」。
日本テレビの小杉善信専務は6月30日の定例会見で、中継した日本対ギリシャ戦(日本時間20日)の視聴率をそう振り返った。平均視聴率は33・6%で、W杯本大会の日本戦としては、過去最低を更新していた。

・・・いや、あたりまえでしょ。(笑)
そもそも日本でサッカーにこれほどの注目が集まるようになったのって、Jリーグが誕生した1993年からで、まだ20年ちょっとくらいの歴史。
欧州や南米諸国のように100年以上の人気スポーツとしての歴史があるところとは、楽しみ方とかフットボール文化とかがそもそもまだ未成熟だし。
だいたい80年代くらいまではスポーツ全般だけでなく、球技の人気としても3〜6番目で、野球、ラグビーの壁を越えられないばかりか、バレーボールやテニスにも負けてる年があった。
もちろん現在はこれほどの人気になっているし、世界的な広がりを体験することによってフットボール文化はどんどん深く濃くなって成熟してくるとは思うけど、現時点ではまだファン層の質が低いし、軽い。
ちょっと横道になっちゃったけど、そんな日本人が会社をほったらかしてスポーツ観戦にうつつをぬかす、なんてことは、普通の頭があったらありえないと思うはずなんだがなぁ。
そもそも中継だって、中継言語の問題はあるにしても、日本のTV局を介さずネットで見ることだってできるし、この記事で上げられているようパブリックビューイングだってある。
そもそも朝鮮よりの解説を延々とやる解説者や、イライラをかき立てるだけのタレント、絶叫しかできないコメンテーターみたいなものが中継をぶち壊している中、誰がその局の番組として愛着を持つのか。
ということで、けっこうザマミロだったりするわけなのだ。