火星の月の下で

日記がわり。

あやしい20周年・・・前後

正確には来年が20周年かな、あやしい系列。
『あやしいわーるどの歴史』をまとめたページも存在するけど、ほとんどがもう本当の意味での地下ネットに潜ってしまってるので、なかなか簡単には捜し出せない。
上の年表でもいくつか間違いやら不正確なところやらあるのだが、その証拠をもう出しづらくなっていたりするので、事実上公式扱いでもいいかな、という気も少し(ほんとうに少しだけ)する。
一応、現在の2chの淵源のひとつでもあるので、ある程度は記憶されていった方がいいのかも知れない。ググル登場以前に消されたものもあったしな。
正直あやしい系は傍系が多すぎるので、全部を網羅できている人はもういないんじゃないかとも思うし。
前段階として草の根系パソ通の時代があり、その中のいくつか、閉鎖的で暗い目の話題を扱っていたところなんかが思想的なルーツとしてあったけど、その辺はもう当事者としての記憶もうすいのかな、なんて気もするし。
だいたい今現在、「パソコン通信」というタームを出したときに、Nifty等の商用のやつしか語れない、知らない人(ということはつまりパソ通時代を正確には知らない)の方が多数派なので、それを解説してもわかってもらえないことの方が多いのかもしれない。
年表を見ながらそんなことをあれこれ考えていたんだけど、陰謀論的、あるいは私怨むき出しの攻撃系ではなく、かなり純度の高いヲタク的妄想で綴られていた知識系、資料系なんかは地に埋もれさせてしまうにはもったいない、とあらためて思うことしばし、である。ここでいう「ヲタク的」と言うのは、現在の「ライトオタク」のことではなく、このことばが出始めた頃のドス黒く粘着的な深淵の闇を背負っていたあの連中のことであるので念のため。
懐かしさはあるけど今の方が健全なので、それはそれでいいことかな、とは思うんだけどね。
○○○幕府系なんてほんとにひどかったから。