火星の月の下で

日記がわり。

懐メロでタイムトリップ

ときどきJ-POPチャンネルの懐メロ番組をBGMがわりに聴いてるというか流している。
十代、二十代の頃はクラシックに首までつかってて、日本の歌謡曲が、とりわけ音楽の部分ではなく歌詞のところが嫌いであんまり聞いてなかったのだけど、歳降りて聞いてみると当時の時代背景なんかが思い出されるので、それなりに楽しめるようになってしまった。
とはいえ、やはり聞くのはメロディライン・メインで歌詞のところはあまり気に止めず、まして誰が歌ってるとか、そういうのはまったく意識していなかったんだが、今晩やってた「卒業ソング」特集で、大場久美子の「エトセトラ」がかかってきて、さすがに耳を引きつけられてしまった。
当時から、下手な歌手の代名詞のように言われてたけど、40年近く経ってあらためて聞いてみると、そのシロート芸には驚かされ、そして懐かしくもある。
いろんな意味ですげーな、この歌唱。
これが許容され、しかもそこそこヒットしていた、というのが、未だに信じられん。
こういうのがあるから懐メロは面白いんだよなぁ、名曲、ヒット曲に浸るというより、当時スキマ方面で話題になった曲とかが出てくると、すごく楽しい。
ただそれでもある程度のヒットをとばしていないとかけてくれないのが残念なところで、江戸真樹の「わたしのなまえっえっえっは」「でしょしょ」とかもう一度聞きたいんだけど、なかなかかけてくれない。(笑)
櫻井智の「たそがれロンリー」もこの枠でいいんだろうか。