火星の月の下で

日記がわり。

夜桜

家の近くにあった用水池に、街灯がつけられていた。
農業地区なので街灯とは言いすぎかもしれんが、池をぐるっと囲む農道につけられているので、都市部でこそないが印象としては街灯みたいだ。
で、この池の周り、適度に桜が植えられているんだが、それがこの街灯の誕生によって、夜半になると少し神秘的な雰囲気になる。
街灯の周囲に、桜の枝が花をつけて浮き上がったように見えるのだ。
するとどうだろう、例年だと桜ごときで見物客もほとんどなかったのに、今年は夜半の夜桜を見に来る人が増えた。
中には写真を撮っている人や、若い家族連れなんかも見えた。

ここ、単なる農道の桜小路だよ?
農道もそんなに幅が広いわけでもないし、舗装されてないから座って花見、とかはできない。(泥がつくからね)
こうしてみると、日本人って桜が好きなんだなぁ、としみじみ思った。

ちなみに日本の国花は菊です。桜ではありません。