火星の月の下で

日記がわり。

◎絶対少年 第1話

まったく事前情報無し、の状態で見たのですが、すごく良かったので、えらく得した気分。
とにかく、キャラ絵と舞台設定がすごくいい。こんなに萌えられるキャラだとは思わなかった。設定画とか見ると、随分シンプルな線に、ほとんなどシャドウをつけない淡い塗りだったので、さしたる印象がもてなかったんだけど、実際に物語の中で見てみると、うまく融合してとけこんでいる。萌えられる、と書いたけど、シンプルでありながら細部に目が行き届いている、つまり生きたキャラだ、と感じたわけ。
お話の方に関しては、ほとんど情報もないままに見てるし、第1話のつくりが導入というより、謎の呈示から始まっているみたいなので、ちょっと不透明な部分はあるけど、なんといっても、伊藤+望月のコンビだから、たぶんうまくまとめてくれるんでしょう。その意味で作品に身をまかせて酔いしれてみたい、という気持ちにさせてくれる。
具体的な感想もいくつか書いておくと、都会と田舎の生活としてのギャップ、というのは今のところそれほど強くは感じられず(たぶん携帯がつながらような東日本の田舎はたいていこんな風になってるんだろう)むしろ、都会人の目で見た田舎が、かなり脚色されて搾り出されていると思う。
それと、今後話の柱になるであろう、ワッくん。登場の仕方や状況がファンタジーっぽく処理されているが、主人公との出会い方はまるで「サンカ」のようだった、なんて書くとダメかな。ちょっとの背景にある、山人と精霊が一体化しているような不思議な気分にさせてくれる。
商店の娘二人とツンデレ風の都会少女もよかったけど、予告に出てた子猫…心臓直撃ですわ。たまりまへん。あれ、毎回やってくれるのかなぁ、やってほしいなぁ。