火星の月の下で

日記がわり。

キルタイムの新レーベル

あとみっく文庫。・・・というのが、キルタイムコミュニケーションから出るらしい。
「今のラノベに物足りないと思っているあなた!」といきなり出て来るんだが、物足りない、というより「追いきれない」というのが正直なところかなぁ。
ラノベに関しては、マンガやアニメ以上に、レヴュアーを見つけてくるのがとても大事だと思う。できるだけ自分の好みやフィーリングに近いレヴュアーを。
新刊をほぼ発売時に購入して数日のうちに読んで感想をあげる、なんて、現在の生活じゃまず無理。
ということで、「物足りない」ということは全然なくて、満足している、というわけでもないんだが、挿絵がかなり好みだったので「ツン読」状態になるかもしれんが、かなり食指は動くところであるな。
第1弾として『仙獄学艶戦姫ノブナガッ!〜第一次水着大戦』・・・ううむ、第1弾からこういうのがでてくる、というところが、ゲドマガのキルタイムらしいというか、対照層を明確すぎるくらいに切り取っていたりとか、コンセプトのわかりやすさが凶悪なまでに徹底しているというか、実にはっきりしている方向性ですな。(笑)
私は作画重視の立ち位置なんで、この絵ならいっちゃう気、満々なんだけど、こういうあざとさは嫌いじゃないので、少し楽しみでもあるかな。(^_^;
二番煎じとか、ワンパとか、そんなことはどうでも良いのだよ、ラノベでは。フィーリングがあうかどうか、だしね。
しかし立ち読みのところで中身を見ると、全然ラノベとちゃうやん。(笑)
ラノベの枠内でやってほしいんだけど、やっぱりキルタイムだからなぁ、仕方ないといいますか、なんというか。
ラノベのエロース、というのは、あんまりあからさまにせず、適度に隠し、そて心理的に動揺する、そういうところにあると思うので、こういう直球は朝から脂っこい肉料理をドカドカ出されているような感覚にもなるな。
・・・ま、それでもたぶん買っちゃいそうだけど。(笑)
ちなみに、現在のラノベの読破がどんだけ遅れているか、といったあたりを簡単に書いておく。
・『Shi-No』の最終巻をまだ読んでいない。
最終巻どころか、その前(「過去からの招待状」)のすらまだ読んでない。九州に行くところまでしか読んでない。(涙)
ここ最近では一番好きなシリーズなので、早く読み終えたい。買ってはいるんだが・・・。
・『キーリ』の最終巻をまだ読んでいない。
読み終えるのにいったい何年かかってんだよ。たしかに後半、ちょっと読み続けるモチベーションがうすれたのは確かなんだが。
最終巻だけ買ってさえいない、というのは、どうにも感じが悪いので、早く読みたいんだが・・・。
・『MAMA』と『雪蟷螂』もまだだ。
紅玉いづきの処女作『ミミズクと夜の王』があまりに良かったんで、同作者の次の作品、ということで、期待して買ったのに、まだ読めていない。
買ったのに読んでいない、しかも読みたい、という意識があるのに読めていない、というのは、精神衛生上すこぶるよろしくないな。
・その他、少女小説は中途半端にツン読になってるのが、なんでこんなに多いのか。読書体力の衰えを痛感するなぁ・・・。
年取ってくると、ドイツ語やロシア語の小説、戯曲より、ラノベの方が時間がかかる。