火星の月の下で

日記がわり。

王座戦第1局・・・羽生の完勝

昨日の結果。
とにかく挑戦が決まってから、将棋板の藤井スレではお祭り騒ぎで、注目度という点では、一昨年の渡辺−羽生の竜王戦以来ではないか、といった様相を呈していたが、フタをあけて見れば、羽生の完勝。(笑)
(笑)・・・とかつけちゃいけないんだけど、藤井九段だし、なんとなくそうなってしまうなぁ。
夏バテがまだ残ってて、棋譜とかをチラッとしかまだ見てない状態なんだけど、将棋板によると、羽生の完勝だったらしい。
別に藤井ファンというわけでもないし、実力差を考えればストレート防衛が妥当な線だろう、とは思うものの、やはりキャラの立つ藤井九段なので、なんか一発かましてほしいなぁ、と思ってしまったり。
掲示板にもあったけど、負けるなら、中盤〜終盤の入り口まで、藤井九段優勢、むしろ勝勢、小学生名人でもここまで来たら勝ちきるゼ!・・・といったところから、終盤のファンタジスタが炸裂して、みたいなのが、理想的な負け方だったんだがなぁ、なんかもう中盤くらいから、なすすべもなく、みたいだったようですな。
次回は藤井九段先手なんで、そういう棋史に残るファンタジスタを期待したい・・・というのは、ちょっと意地が悪いかなぁ。
王座戦に限って言えば、ただいま18連覇中、さらに5年連続ストレート防衛中、というとんでもない記録が進行しているわけで、常識的に考えても、藤井九段が1番でも入れたら大ニュースなんだろうけどね。
王座戦というと、かつては中原の独壇場棋戦、といった感じだったが、いまやすっかり「羽生のタイトル戦」になった感じですな。
1992年に福崎からタイトルを奪って18連覇、その中で3-2のフルセットになったのが、98年の対谷川と、03年の対渡辺、の2回だけ、というのも、なにげにすごい。
羽生の危機としては、最初に2連敗した98年の対谷川戦がほとんど唯一の苦境で、それ以外は外野視点だと、あたりまえのように勝っている、といった印象。
これで藤井九段、対羽生で7連敗。
このままズルズルいっちゃうのかなぁ。
0-3でもいいし、そういう結果になっても全然驚かないんだけど(笑)、やはり藤井九段の終盤のファンタジスタが見たいところですな。(^_^;