火星の月の下で

日記がわり。

○岡崎優氏のガンダムコミカライズ

あなたの知らないガンダムがここにあります! ガンダムフリークならぜひ! 見所が山のようにあります。
発売日は明日らしいので、ド田舎に住んでる身としては明日まで待たねばならないが、岡崎優氏のガンダムコミカライズが復刊されるらしい。
発売はあす、20日。ポン橋ではもう発売されているらしいので、行ってみてもいいんだが・・・。
発売前の、しかもまだ買ってない作品について書くのはちょっとどうかとは思ったのだが、リバイバルらしいし、リアルタイムで読んでいたので、その点について少しだけ。
上の、せなかさんの記事でも取り上げられているが、当時のロボットアニメテイストでガンダムをとらえているので、今の、ガンダムブームを何度も体験した目で見ると、相当おかしな点が目に着くが、当時としては、感覚としてかなり普通だった。
というか、子供向けにわかりやすく描き直すとこんな感じなんだろうなぁ、という認識で、我々マニアは、本物のナイーブさ、ネガティブさ、暗さに熱狂していたものの、ちょっと小学生のロボットアニメファンにはこうやって翻訳しておくのが無難なんだろう、と思ったものであった。
従って、これはトンデモでもなければ、作品の主旨を曲解しているものでもなく、当時のスタンスとしてはわりと普通だったのである。
イデオンとかもこんな感じだったしね。
で、岡崎優氏。
なんかすごく懐かしい名前だけど、テレビアニメのコミカライズとしては、池原しげと氏とともに、けっこうよく読んでいた人で、テレビアニメのコミカライズが比較的安定期に入りはじめていた頃の人だったように記憶している。
ただ、ほぼ同時期に、聖悠紀氏が『ダイヤモンドアイ』『忍者キャプター』などの非常に優れたコミカライズでファンの耳目を集めていたので、やや見劣りするかなぁ、という印象もあったのだが。
とはいえ、こういった、当時の感覚ではわりと消耗品のようだったテレビアニメのコミカライズが復活してくれるのは嬉しい限り。
カンダムのような超有名作品だけでなく、いろいろと復活してくれることを期待したい。