火星の月の下で

日記がわり。

シュネデールの『フランス幻想文学史』

枕頭書を『シラーの幽霊劇』から、スタインメッツ『幻想文学』(文庫クセジュ)と、シュネデール『フランス幻想文学史』に切り替えて、拾い読み。
大昔読んだときには、ことばの定義とか、通史的側面にはあまり頓着せず、むしろ作品評として読んでいた。
特にシュネデールの方は、初版購入時、たぶん20年くらい前、まだ未読のフランス幻想文学なんかけっこうあったので、かなり良い手引き書になっていたような記憶がある。
20世紀幻想文学について、近代と現代の区分、質的変化、等についていろいろ思うことはあるし、今回パラパラ拾い読みをしていて、その通史的な側面に関しても、いろいろと思うところがあったので、感想というほどのものではないけど(拾い読みだしね、大昔一度通読しているとはいえ)、つねづね思っていたこともかねても、明日からポチポチ書いていきたい。