火星の月の下で

日記がわり。

○バチカンは悪の秘密結社にあらず

バチカンの機密文書館、設立400年を記念して歴史的文書を公開
ここ数年のアニメ、『ヘルシング』『禁書目録』『青の祓魔師』等を見てると、なんかもうバチカンが悪の秘密結社か、超能力暗殺者養成機関か、といった描写が多くなってるんだが、こちらは由緒正しき本物のバチカンのお話。
歴史的文書が公開される、ということで、機密文書館成立以前のものも公開されるようだけど、展示数が100点くらいだとすると、神学論争関連の文献はそれほど多くは出てこない、もしくは有名どころに限られるんでしょうな。
4世紀初頭の、いわゆる「フィリオクェ(filioque)」問題とか、聖霊論、なんかで新発見の文書なんかがでてきてくれると面白いんだけどなぁ、と、ちょびっと妄想してしまうところだけど、さすがにそこまで古いものは、そもそも絶対量が少ないか摩耗してしまっているから無理でしょう。