火星の月の下で

日記がわり。

◎アイマスアニメ、今昔雑感

今日からチャンネルNECOXENOGLOSSIAが始まったので、久しぶりに視聴していたんだが、4年の歳月を経てみてみると、当時はまったく気がつかなかったことがいろいろと見えてきて、かなり面白かった。
XENOGLOSSIA』の第1話放映は、2007年四月からで、当時は『アイドルマスター』という作品について、ニコニコでいろいろとアップされているアニソンMADみたいなものしか知らなくて、コアなファン達とは違う反応、よく言えば「純粋にアニメとしてのみ」、悪く言えば「無神経かつ無頓着」に視聴していた。
「キャラデはあんまり好みじゃないけど、インベルのストーカー体質はおもろいのう」といった感じで、もっぱらiDOLL達の方に興味の視線を向けていた。
しかし今では、それから本家の方の全体像というのがおぼろげなりとはいえわかってきたし、なにより、今年7月から放映されている、オリジナル準拠版アニメによって、本家の設定とか知識とかがはっきりインプットされた後なので、これを見るとまったく違う感想になってしまうのは、仕方のないことである。
もうのっけからデザインがかなり違う。
第1話に関しては、あずさと千早の別人感が強い。当時からそれは感じていたけど、今の時点で見直すと、はるかに強くまったくの同姓同名の別人に見える。
最初、千早がアダルト女性として出てきたときに「こりゃ原作ファンが怒っても仕方ないなぁ、つうかなんでサンライズはそういう反発が予想できなかったんだろ」とか思ってたんだけど、第1話を見終わると、もう完全に別作品なので、逆に「ここまで違うんだから、怒る方がむしろおかしいんじゃねーか?」とすら感じてしまった。
2007年当時、それほどには強く感じなかったことである。
作品としては、その後のリファのえぐいエピソードとか、雪歩の同性愛的裏切りとか、既に知った上で見ていたので、ああ、なるほどここらへんに仕掛けがあったのか、と確認することができたりで、いろいろと楽しめたので、今後、時刻に間に合えば視聴していこうかな、と感じている次第。2007年のときの保存録画がDVDにあるので、逃してしまってもそれほど気にはしなくても良いんだが。
あと、2007年の頃よく聞いた、CVの入れ替え問題。
現在の、オリジナルのCVでアニメ化されている、という前提で言えば、これはこれでむしろ良かったんじゃないか、という気がする。当時はまだだったので、踏みにじられてしまった、みたいな感覚も理解できなくはないけど。
天海春香井口裕香に、今のような強い個性がまだ無くて、普通に可愛いだけの声、みたいに聞こえたのもけっこうな発見で、インデックス以降の井口さんの個性を思うと、かつてのみゆきちのような劇的な変化ではないにせよ、上達していっているんだなぁ、と感じさせてくれるし、真をやってるキタエリが、いかにもキタエリでちょびっと嬉しかったりで、いろいろと感じるところはございますな。
2007年のときは、あずさの櫻井さんと、亜美、真美の名塚佳織斎藤桃子の3人が好きだった・・・柚木さんのやってたモンデンキントの女医さんも、なにげに良かった記憶が。(^_^;。
ただまぁワタクシとしては、アニメ作品というくくりでみると、この『XENOGLOSSIA』の方が先だったので、今の本家版の方がニセモノに見えなくもなかったりはするんだけど。