火星の月の下で

日記がわり。

◆月給14万円で若女将

鳥取県・関金温泉「月額14万円任期3年で若女将やってくれ!」→応募1件も無し→市の担当者「知名度が無いのが原因!インターネット告知とかやったのに・・・」と公務員らしい分析
「都会から若女将」応募低調…知名度不足がく然(元記事)

宿泊客の減少に悩む鳥取県倉吉市関金町の関金温泉が活性化の起爆剤にと、東京や大阪などの都市部で暮らす20〜30歳代の女性を対象に、接客や温泉のPRを行う若女将(おかみ)として、市の非常勤職員で雇用する公募を始めたが、反響がほとんどなく低調だ。

ここまでだったらまだ地方の悲哀だったんだろうけど・・・。

若女将は旅館での接客をはじめ、各地への観光キャラバンに参加したり、インターネットで温泉をPRしたりするほか、地域の活性化に向けた提言も行う。任期は最長3年で、給与は月額14万5000円。住む場所や着物、移動手段の軽自動車も市が用意する。

都市部で公募してたのなら、都市部の経済感覚で公募するのが当然なんじゃなかろうか。
さすがに20代の女性を14万で田舎に縛り付けられるというのは無理があるだろう。
ひょっとしたら現地ではこれくらいの給料が普通、という感覚かもしれないが、さすがに都市部でこの提示額は、知名度以前の問題だろう。
これを企画した公務員がどれくらいもらってるのか知らないけど、まず自分達の給料以上、できれば倍は出すくらいの覚悟でないと、そうそう都市部から人は来ないと思うよ。観光できて「良かった、また来たい」とかって言うのとはまったく違うんだから。
それとなにげに気になるのが、「任期は最長3年」の下りで、若いときだけ奉公して年取ったらいらん、ていうスケベ根性が見えてること。
都会でOLしている女性が、たとえ温泉好き、旅館業務好きでもこういう背後に黒い意志が覗いていると、まず来ないだろうな。
当然時間外労働もなし崩しに求められるだろうし。
この記事を読んでチラッと思ったのが『若おかみは小学生!』で、これをやれたら人気爆発なんだが、そういう感覚というかセンスがないから田舎なんだろうね。
小学生はさすがにアレだから、中学生くらいなら話題性もあって、なんとか、と思わなくもなかったり。(笑)
もちろん法律的な問題をクリアしなくちゃいけないけど、小中学生ができる程度という金額なんだ、ということもしっかり理解しなくちゃいけないんだけど・・・その辺わかってねーんだろうなぁ。