火星の月の下で

日記がわり。

○盤デレラ、順調に消化中

盤上のシンデレラ、順調に消化中。
これの面白いところはデレマスキャラを使って見やすくしているところ、実際の奨励会制度をうまくパロディ化しているところ、なんかがあるんだけど、それ以上に棋譜とその局面についての読みを入れていることで、これがエンタメ作品としてかなりいい線に仕上がっている。
ただこの棋譜がときどき「プロも見に来る」とコメントされてるんだけど、異様に強い。戦法も一つに固定されていないし。
それにしても美濃囲いが美しい(卯月)というのは時代を感じるのう。
かつて「矢倉は純文学」と言ってた人もおられましたからな。
余談だが、この純文学発言に続いて「四間飛車は大衆小説」と続くパロディというか発展形もあるのだが、これは誰が言ったんだろうか。
初見は80年代に出たバトルの『俺たち将棋ん族』なんだが・・・。