火星の月の下で

日記がわり。

○88歳の架空戦記「わしは12歳のとき、ロ号潜水艦でヒトラーのドイツに行った!」

千葉日報に載った「1941年に潜水艦でドイツへ渡った」おじさんのインタビューが怪しい件」(togetter:965036)
・我々はモルモットだった!
・12〜13歳のとき(現在88歳)全国から少年が集められてドイツに送られた!
・木造船で50日かけてシンガポールへ行った!(同地は当時英領)
・1941年6月頃、シンガポールから潜水艦でドイツに向かった!(開戦は同年12月)
・潜水艦は12〜13人乗りのロ号潜水艦だった!
喜望峰経由でドイツに着いた!
・ドイツではドイツ製品を集めるのが目的だった!
・同時にヒトラー・ユーゲント訪日の答礼でもあった!
・・・88歳の爺さんの、壮大な冒険話を、千葉日報がまったく裏をとらずに記事にしてしまったようである。
88歳くらいだと、人によっては自分の体験と読書経験との区別がつかなくなってくる人もいるだろうし、仕方ないのかもなぁ。
この爺さんよりも、検証せずに記事にしてしまったこの地方新聞社の方が問題なんだろう。
架空戦記、ということになるのかも知れないけど、デキが悪いのが問題かなぁ。
むしろ、これで架空戦記をやっておられる方々が、いかにちゃんと資料を調べながら書いていたか、ということにもつながってくるのかも。