火星の月の下で

日記がわり。

◎訃報、富田勲氏

「作曲家の冨田勲さん死去 シンセサイザー音楽の第一人者」(p://www.asahi.com/articles/ASJ58019HJ57UCLV00T.html)

NHK大河ドラマの第1回「花の生涯」のほか、「新日本紀行」「きょうの料理」のテーマ曲などを作曲。
漫画家の手塚治虫からの信頼が厚く、「ジャングル大帝」「リボンの騎士」などのアニメ主題歌、カネテツデリカフーズのCM「てっちゃん」なども担当した。
山田洋次監督「武士の一分」「母べえ」などの映画音楽にも貢献した。

ということで、悲しいニュウス。
これだけ広範囲に、かつ長期間活躍されていた方だったので、どの音楽を取り上げるか、というのも人それぞれということになるだろうけど、ワタクシの場合はここでも名前が上がっている『リボンの騎士』で、OP冒頭部の木管楽器のかけあいから主題歌に入るまでのインストのすばらしさには舌を巻いた口だったので、あの音楽で富田氏の名前が頭にすりこまれてしまった。
劇中音楽やSEなども情景が頭に入ってきやすいものばかりで、当時LPで劇中音楽版を購入したりもした。
クラシックの観点からだとシンセサイザーの人なんだろうけど、アニメ音楽の方が印象深く残っている。
リボンの騎士』以外だと『空中都市008』『どろろ』『ジャングル大帝』『新・平家』ってあたりかなぁ・・・。
どれもセンスの良さ、というのを感じさせてくれるものだった。
いろんな楽しい思い出を心に残してくれた音楽だった。合掌。